約束を守れる子に育つ

子どもが中々言うことを聞かない、約束を守らない

“させる”から”したい”へ

子どもの保育園へのお迎えを済ませて、今日も夕飯の食材を買うためにスーパーへ足を運びます。

やっぱりこの時間、レジは長蛇の列。

「あ～混んでる、早く帰って夕飯の支度済ませないと旦那の帰りに間に合わないなぁ。子どもが寝る前に片付けたいものもあるし。」

そんな時…

よこでイモムシが動き始めました。

くねくね、バッタン！

スーパーのレジのど真ん中で子どもが動き始めるめ、後ろのおばさん嫌な顔で見始める…。

「ほら～！ちゃんとしなさい！！」「動かないの！」

「約束守るっていったでしょ！」

と、子どもの手を引っ張り、立たせるが数秒後にはまたクネクネ。

この繰り返しに、すごくストレスを感じてしまう方も多いですよね。

約束は、守れるものを。

子どもと約束をするとき、ありますよね。

など、守らなきゃいけない約束がたくさん

子どものお仕事って意外とたくさんあるのです。

みなさんは子どもたちがオトナになった時、約束をどのようにとらえて欲しいですか？

できる時だけやればいいもの？

必ず守るもの？

守るために必死に努力するもの？

褒めてもらえるから、守るもの？

そう、この幼少期から“約束”の概念が脳に組み込まれていくのです。

だとしたら…

子どもたちが守れる約束を、作ってあげたいですよね。

約束を守れる自分と、守れない自分どちらが好きですか？

子どもが言うことを聞く魔法

言葉の裏のカラクリ

「またやってる！なんどいったらわかるの。」

「ダメっていったでしょ。」

私たちが何気なく口にしている言葉には、実はからくりがあったのです。

子ども達にとってこの言葉は、こう聞こえているのです。

このような否定的な言葉を、何度も繰り返し毎日のように聞かされたら

子ども達は自分自身のことをどのように感じるでしょうか？

その結果は、すぐに現れるとは限りません。

５年、１０年、２０年経って初めて分かることもあるのです。

傷ついた自尊心

否定的な言葉をシャワーのように浴びていると、子どもたちは自分を否定し始めます。

自己肯定感が下がり、子どもたちの自尊心は傷ついてしますのです。

その結果「じぶんなんて…。」という発想や、無気力、諦める気持ちなどが生じてきます。

では、逆に子ども達にやる気や自信を与えるような言葉は何でしょうか？

大人も子どもも一緒です。

アナタは会社の上司にどのような言葉をかけて欲しいですか？

しゃがんで見た世界

背伸びをする代わりに、ぜひ一度しゃがんでみて下さい。

ハイハイでもいい、お馬さんに変身して見て下さい。

全然ちがう景色が見えるのです。

子どもの目線になって、世界を見てみてみましょう。

子どもの耳になって、音を、言葉を聴いてみましょう。

その世界に入ることで初めて、子どもたちを“やる気にさせる言葉”や、そのための“環境”が見えてきます。

それは、大人の目線からみた上からの言葉ではなく、

子どもの世界から見ると出てくる魔法の言葉たちです。

子どもたちの心を掴むには、一度その世界を味わうことが大切なのです。

気持ちに余裕がないと、中々できない

お母さんが自分を認めるとどうなるか

子どもには否定語を使わない？

そんなこと、分かってる。

本で読みました。教育セミナーで聞きました。

でも…

“分かる”と“できる”は違うんです。

そうですよね。気持ちや時間に余裕がない時は、簡単ではありません。

そんな時は、挑戦しようとしている自分を認めてあげてください。

「えらい！私、本当によくがんばってる。」

お母さん、焦らないで。ゆっくり、ゆっくり行きましょう。

お母さん（育てる人）が自分を認めると、不思議…

子どもの頑張っている姿を認められるようになるのです。

お母さんすごい、世界一がんばってる。

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