子どもの声を聴くということ

サマリー

「こんなに母親としてがんばっているのに…。」

 

と思ったことはありませんか?

 

頑張れば頑張るほど、子どもが思い通りにいかない、結果がでないというスパイラルになり、悪循環にはまってしまう。

 

その様なストレスや辛い思いを抱えている貴方が少しでも楽になり、笑顔自信をもてるようになれたらいかがですか?

 

オトナが笑顔で、自信をもつことが出来るようになると目の前の子どもが変化していきます。

 

そのためには、子どもに対して”本当の気持ち”を相手がわかりやすい様に伝えなければなりません。

 

私自身、”自分の本当の気持ちに気づくこと”そして”伝えること”が苦手でした。

 

それは、幼少期につくられた価値観や物事の見方考え方から作られていることに気づいたのです。

 

一人でも多くの方にその重要性を知り、理解して悩みから解放されてほしいと思ました。

 

この話を聞くことで、人を育てている誰しもがぶち当たる思い通りにならない壁や、なぜ上手くいかないのかという疑問を解決に導くことが出来るのです。

問題行動の裏には必ず理由がある

自分の気持ちに気付いて、表現すること

「あのぅ~今日実は○○くんが、お友だちをたたいてしまいまして…。」

保育園のお迎えにいくとこのような耳が痛いこと、ありませんか。

「はぁ~申し訳ございません。」と先生に頭を下げるも、心の中は相手の子や保護者への心配と我が子へのイラ立ちがムクムクと湧いてきてしまう。

家に帰ったらゆっくり話をしようと思いながら家路を急ぎます。

さて、話をしようと息子を座らせようとするがジッとしていない。

「ちゃんと座りなさい」!!聞きなさい!」やっと大きな声を出すとこれはまずいとロボットのように座り始める。

お母さんの戦いは続きます。「お友だちはたたいていいんだっけ。」「お母さんだめっていったよね。」

あぁこのシーン何度繰り返したっけ…。私もう怒るの疲れた…。

この様な負のスパイラル、みなさま一度は経験されたことがありますよね。

さて問題です。

このお母さん、一番最初にすることを忘れてしまいました。

一番大切なことです。

お分かりの方もいらっしゃると思いますが、まずダンボに変身することを忘れてしまいました。

え?ダンボ?あの耳の大きい像ですか。そうです。耳をおおき~くすることです。

耳を大きくして、息子さんが発していない言葉を聴こうとすることです。

「今日は何かあったの。○○くんと何かあったのね。あなたの気持ちが聞きたいなぁ。」

「悲しかった?怒った?悔しかった?寂しかった?」

子どもが問題を起こす時は、その背景に必ず理由が存在します。

何らかの理由により、我慢したり言えなかったりした閉じこめた感情が乱暴な言葉や行動に現れてくるのです。

子どもにはまだ、それらが理解できません。

感情を押し込めてしまったり、上手に表現できなかったりして他の部分でその我慢が問題行動として出てきます。

するとオトナには問題行動受け取られてしまうため「ぼくは、ダメな子なんだ。」という自己評価が無意識的に刷り込まれてしまいます。

“ダメな子なんだ”というレッテルではなく「僕はこんな風に感じるんだ、考えるんだ」と表現し、自分自身について理解していくことが大切なのです。

自分の気持ちに気づくと、相手の気持ちに気が付くことができる

自分ってどんな性格なんだろう…それはどのような時にわかりますか?

え~と私は食べることが好きで寝ることが趣味。好きなことをしている時は、楽しい、ワクワクですよね。

では、逆に悲しい時は?どんなことで怒る?これらも自分の性格を知るための重要な感情ですね。

私たちは、日々そのような感情から自分を知り、そこから学んだ感情経験を通して人ととの関係を築いています。

なんだか仕事でイライラする。なんでか分からないけれど、あの上司とは馬が合わない。

なぜだろうとよく考えてみると、その答え自分の中に見つかるものです。

では、育児以外の例でも考えてみましょう。

どんな時にイライラする?

う~んいつもだけど…

特に月末かなぁ。書類の締め切りになるとすごく焦ってきて…。

あ、そうか。私は、マイペースだから急かされるのが嫌いなんだ。

学校でも仕事でもいつも頼まれ役。しっかりしなきゃと頼まれたことは責任を持ってやり遂げる。

だってお姉さんだもん…

幼少期からずっとお姉さんを演じるA子さんは、自分が頼まれるのが嫌なので人に頼みごとが中々できません。

どんな時にイライラする?

マメなA子は大のメール好き。

新しく出来た好きな人から連絡が来て嬉しいがゆえに、相手もそうかなと思い1日56件のメールを送ったら返事が来ない…。

ぎゃ~ん!せっかくデートまで行けると思ったのに…ショック。

悲しみとイライラで暴飲暴食…

自分が嬉しいことは、相手もそうかなと試してみることはよくありますよね。

実際に試してみて相手が喜ばなかったり、逆に怒られたりして効果がないと、別の方法で得たいものを得ようとします。

自分がされて嫌なことはあえてする理由がない限り、相手にもしようとはしません。

これが、ものごとを失敗から成功へ近づくための原則です。

自分が経験してこそ身に付く共感力

・自分が経験する

・経験から得た結果で感じる

・結果から得た情報で、相手に試してみる

大人も子どももこの基本的な学びは変わりません。

つまり、自分が経験をしていくことで相手の気持ちがより理解できるようになることです。

自分のおもちゃを取られて嫌だった。

→自分のものを取られると悲しいんだ

友だちがおもちゃを譲ってくれて嬉しかった。

→欲しいものを貸してもらえると嬉しいんだ

友だちが遊びに誘ってくれて嬉しかった。

→仲間に入れてもらえると嬉しいんだ

この経験積み重ねが学びとなり、あぁ自分はこんな風に感じるんだ。

自分はこんな風に感じる人間なんだと分かってきます。

この積み重ねにより、あの子はおもちゃが使えなくて悲しいかなという“共感”の思考力を育みます。

子どもは愛されたい生き物である

子どもは愛を求めている

人間は生まれた時から、を求めています。

「こっちを向いて、一人にしないで。」と言わんばかりの大きな声で巧みに大人の注目を得ようとしますね。

一人では生きていけない生き物だからです。誰かに依存しないと生きていけないのです。

そして、自分のことを守り世話をしてくれる相手との間に愛着を形成して行きます。

オトナの理想に無意識的に近づこうとする

愛着がオトナとの間に形成されると、子どもはその相手との間に信頼関係を築いていきます。

より多くの時間を共にしたいと思い、経験や感情を共有したいと思うようになります。

「みてみて!」と子どもが何度も何度も言う姿がありますね。信頼関係が築けている証拠です。

愛されたい認められたいという衝動から信頼関係を築いたオトナの求める姿になろうとする子どもたちがいます。

「ぼく、小さい頃の写真を見るといつも可愛い女の子色の服を着ているんだ。その時は、なぜかわからなかったんだけれど、それが当たり前だとおもっていた。」

という話を聞いたことがありますね。

子どもは、オトナの理想を良くも悪くもそのまま受け取ります。

純粋で無垢な子どもには、「こうあるべき」という常識の枠や経験がないので、比べるものがありません。

一定の年齢に成長するまで、目の前の現実が当たり前だと思って生きていきます。

また、それが愛するオトナの求めるものだとすれば、愛されるためにその理想に近づこうとするのです。

「お姉ちゃんでしょ、出来るよね。」

この魔法の呪文を毎日のように聞かされていると

「そうだ、わたし、お姉ちゃんなんだ我慢しなきゃ。」という意識が刷り込まれていきます。

お姉ちゃんとして生きていくこと演じていくことで認められたいと思うようになるのです。

理想と現実の差が激しいと欲求不満が生じる

理想像を愛する人から求められた時に、その理想に現実の能力が伴わない時に矛盾が生じます。

子どもはその矛盾に葛藤し、愛する人の理想になり認められたいが、上手く出来ないという欲求不満な状態になります。

「なんでできないの!もうお兄ちゃんでしょ!」

下の兄弟が出来るとついつい出てしまいますね。それ程、上の子が出来ることが増えた証拠です。

ついつい比較してしまうのが人間なのです。

しかし、なかなか理想になれなくとも葛藤している子どもの気持ちを理解してあげましょう。

感情や行動の抑圧

「ママはダメっていていたけど…。」

本当は「さわってみたいな、つぶしてみたいな。」という感情を持っていたとしても、それがオトナの理想の姿と異なる場合があります。

そんな時、子どもは、自分の中から湧き出る○○したいという感情を心の中に押し込めるようになります。

押し込めることと引き換えに、認めてもらえるからです。

押し込まれた感情や気持ちは、まるで最初からそれがなかったかのように、いつの間にか感じなくなってしまうのです。

しかし、消えるのと押し込めるのは違います。押し込まれた感情経験は、オトナになってもずっと残っているのです。

子どもは一生その矛盾に苦しむことになる

自分の中から出てきた感情は、なくなったように見えても心の中深い部分に残っています。

理想像を演じている自分と、ありのままの自分との差が出てくると、その矛盾に苦しむことになります。

「本当はそんなに結婚したいわけではないんだけど…親に初孫を見せたいし…。みんな周りも結婚し始めたし。」

一度、理想像を演じる習慣が付くとそれを一生繰り返していく可能性があります。

その習慣が、が最も成長する乳幼児期に作られればなおさらその可能性は高まるのです。

子どもの表現力を育む方法

オトナの感情を解放する

では、子どもたちがどのようにありのままの姿で感情を解放していくことができるのでしょうか。

それは、子どもと一緒に時間を過ごすオトナ状態が大きく影響します。

子どもはオトナを見て、感じてのように真似をしていくのです。

それゆえに、オトナ自身感情解放していて、ありのままの自分の姿でいる必要があります。

母親のこうであるべき像を解放する

母親だから

女性だからこうでなくてはならない

こうであるべき

という理想像や小さい頃に親から言われたこうであるべき像をリセットして見ましょう。

そして自分の本当の気持ちと向き合い、ありのままの自分を受け入れていきましょう。

母親のこうであるべき像を解放する

自分の気持ちや感情に気づくようになると、相手の気持ちにも気が付くことが出来るようになります。

気持ちに余裕が出来たときに始めて、子どもの表面上ではない心の奥に潜んでいる感情や気持ちに向き合うことが出来るようになります。

言葉では表現しきれない子どもたちの感情は、行動身体に出てきます。それから目を背けずにしっかりと向き合いましょう。

子どもに対するこうであるべき像を解放する

「言葉が出るのが遅くって」

「小学生になる前に○○出来るようにならなくっちゃ」

という理想基準を一度、手放しましょう。

世の中判断基準ではなく、その子自身の基準やペースがあります。

それぞれ時間の流れ発達も異なるのです。

その子自身のペースの中で出来るようになった”ちいさなできた”をたくさん発見しましょう。

子どものありのままの感情を受け止める

子どもの感情に気づくことが出来るようになったら、次のステップはその感情がどのようなものでも一度受け止めてあげることです。

嬉しい、楽しい、悲しい、寂しい、怒っている、憎んでいるも全て理由があって沸き上がった感情です。

否定せずに受け止めてあげることで、子どもは安心することができます。

安心すれば落ち着いて理性を取り戻すことが出来ます。

何でも受け止めてくれる場所があり、そこで安心安全を感じることが出来ると冷静になってもう一度考えることが出来るようになります。

感情的な状態に、オトナも感情的になって対処しようとしてもその問題は解決しません。

お母さんが自分の気持ちを解放できず困っていませんか

オトナが感情を解放することが大切

オトナを鏡のように見て

感じて育つ子どもたちにとって

モデルとなるオトナ“自分の感情を解放している”という状態はとても大切なのです。

子どものために自分を変えることが必要

もし、感情の解放の仕方が分からない場合は書き出してみましょう。

一人で行うことが難しければ、いつでも相談に乗ります。

どのような時に楽しく、ワクワクするのか。

どのような時に、怒ったりイライラするのか。

悲しみや寂しさも同様です。

子ども変化させたいのであれば

まずはオトナ変わろう決意し、行動していくことが子どもを変化させる一歩となります。

 

 

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~お母さんが自由になると、子どもはもっと自由になる~

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