「おかあさんは、おとなになったら何になるの？」
「えっと…おかあさんは、おばあちゃんになるのかな…。」
子どもに不意にきかれた一言に自分の人生について考えることはありませんか？
結婚して子どもが生まれて気が付いたら家事に育児に過ぎていく毎日。
パートを始めたものの、なんだか物足りない、仕事復帰がとても億劫な気持ちになる。
仕事や自分の時間と育児の両立は、非常に大変なものです。
家族と仕事とのバランスなどお母さんたちにとって
なぜこんなに生きづらい環境なのでしょうか。
もちろんそれは、日本の歴史や文化的な背景があり一概に”悪いこと”とは判断できませんが
もっともっと日本の女性やお母さんが、自由な気持ちを持つことができたら女性の人生は必ず豊かになります。
もくじ
私の人生このまま終わるの？
それぞれの時代に
〈１０代〉
親から自立し、好きな人ができた。「あぁ、将来わたしもお母さんみたいに結婚して子どもと楽しく暮らすのかな。」
なんてワクワクしたものでした。その先の苦労は知る由もなく。
<２０代>
この人こそ、と思える人に出逢い、めでたくゴールイン！幸せな新婚生活を送る。はずだった…。
<３０代・４０代>
結婚、出産を経て生活スタイルが一変する。
夫や義家族、両親との関係などが変化し、今までにない責任やストレスを感じるようになる。
家事や育児に追われる毎日を送っていると…
気が付いたら子どもの手が少しずつ離れていき、ふと自分の人生について振り返る。
「わたしこれからどうなるのだろうか？」
子どもの教育費、ローン返済のために好きでもない仕事をして毎日、定年まで過ごして行くのだろうか。
<５０代>
ずっと専業主婦をしてきたわたし、世の中に取り残されたようで、周りを見るとみんな夢を追いかけて仕事をしている。
何もしてこなかった自分には、何もできないのだろうか。
このような人生を歩みたいですか？
それぞれの時代を生きているときは、夢中でなかなか先が見えません。
しかし、ふと立ち止まった時に見えてくる不安やモヤモヤ。
その不安に対して、いまから準備できることがあるのです。
たくさんの鎧をつけて
オトナになるステータス
未来が不安で、なんとなく物足りない日々を過ごす中でモヤモヤした気持ちに正直になったことはありますか？
「人生こんなもんでしょ。」と蓋をして見ないふりをしていませんか？
あと、何年見ないふりを続けていきますか？
世に言う「フツウ」のオトナがするべきこと（結婚、出産など）を手に入れて
安堵感を感じながらも、
本当はこれでよかったのかと人は考えるようになります。
なぜならその”妻”や”母親”というステータスは、本当の使命とは違うからです。
もちろんそのステータスは、人生を生きる上での役割として、
あなたに色々な経験や気づきを与えるためのものなのですが。
それでも「なんか最近物足りないな。」と感じたときは最高のチャンスです。
こうであるべき
オトナになるまでに「こうであるべき」「こういうもの」という鎧を何枚もなんまいも重ねて生きてきました。
妻はこうあるのが普通だから
母親はこうである方が子どもにとっていいと思う
そうした思考が重なり
いつの間にか「こうなりたい」や
「こうしたい」が薄れていってしまうのです。
自分のやりたい気持ちに正直になる前に、先を考えすぎてしまったり、
周りの評価を気にしてしまったりするストッパーが働いてしまいます。
そうなると、いつの間にか周りの評価などにとらわれ自分がやりたかったことがわからなくなってしまうのです。
自分の使命
家族はつながっていても
苦しい時も、悲しい時も
病むる時も、幸ある時も一緒に共有する。
ある意味、人生の運命共同体である家族。
しかし、いくら家族が繋がっていても自分の人生は自分のものです。
家族に一生を捧げるという考えのひともいるかもしれません。
それは、それで素晴らしいのですが本当にこころから幸せなのかはわかりません。
今一緒にいる子どもたちも、いつかはそれぞれが自立していくもの。
どんなに一緒にいても、人生の最期は命あるものはみな、一人で迎えるのです。
それまでは、誰かに依存をして過ごすことが出来たとしても、
最後は頼ることができません。
頼ろうとすればするほど辛くなるのです。
子どもにも、パートナーにも、
親にさえも求めない人生！
これに気づき生き始めた人が、自分で自分の人生の舵をとることが出来るようになるのです。
家族への影響
自分の本当にやりたいこと、使命が見つかると人生は大きく加速します。
「おかあさん、どうしたの？」
「おかあさん、なんだかたのしそう。」
「嫁の接し方が柔らかくなった。」など
お母さんの人生に目的が見つかると、変わるのは自分だけではありません。
なにより、子どもたちがイキイキとしたオトナを一番近くで見られること
これが最高の教育なのです。
自信をもった、イキイキしたお母さんを見て育った子どもたちは、必ずその背中を見て育って行きます。
お母さんがイキイキとして、動き始めると今まで考えられなかったような
経済的、精神的な喜びが手に入るようになります。体の不調が自然と減ってきます。
使命を見つけること、目的を見出すことはこころにも体にもとても大きな影響があるのです。
どうやって見つける？
使命が見つかった人々は
「この仕事が使命だと感じています。」
「生きる目的を見つけたときから、子育てが楽しくてしょうがない。」
「ライフワークってこのことだと実感してます。」
と、本当に幸せそうな顔をして、人生を楽しまれています。
使命を見つけられると幸せな人生に1歩近づくのは間違いないです。
「では、どうやって見つけたら良いのか？」
そのヒントはあなたの今までの人生に隠されています。
今まで生きてきて
辛かったこと
必死にもがき苦しんだ日々
ありえないような嫌な人物との出逢い
患った病や精神疾患など…
全ての苦しみはあなたに
使命を気付かせてくれるためのヒントです。
使命や目的を見つける方法は
生きていく中で自分で発見していくか、
プロの目線から一緒に発見していくかです。
お母さんの人生を豊かに
女性とは、生命を生み出すことができる素晴らしいギフトを備えた存在。
わたしは、お母さんたちの陰ながらの努力があるからこそ
この世界は回っていると思っています。
そのくらい世の中にとって価値のある存在です。
そんなお母さんたちが、子育てや仕事をして
たくさんのストレスを抱えながら人生の半分を過ごしてしまうのは非常にもったいないのです。
お母さんがもっと楽に、楽しく生きる方法はないかな？
お母さんの人生をもっと豊かにしたい。
それが、この世の中にとって何より重要なのではないかと思っています。
今日から、新しい人生をスタートしましょう。
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